解析の進め方・考え方

解析の進め方・考え方

流体解析・応力解析をはじめとする解析は、一般的となりつつあり、今やもっと複雑な現象、特に熱・振動・流体・化学反応・相変化・・・を複合的に含む現象の解明に数値計算がなされ、現象の裏付けや究明が行われている。ΔTを進める前に、複合的プロセスの個々の方程式を連結して満足する状態量を計算して、ΔT進めて時間的応答を予測してゆくことをやっている数値計算は、個々の状態量を支配する方程式の吟味、そしてその現象の起こる成因的順番(シナリオ)を精査して進められる。個々の現象の状態量変化と現象のプロセスを加味した状態量修正、そして現象の連動などを一つ一つ追いながら、解の傾向を探ってゆく計算をして、シナリオの順守とその出てきた解の傾向があらわすストーリーを立てて現象究明してゆく。

キーワードは、個々の状態量方程式、シナリオ、そして解の傾向から見えるストーリーである。

解の傾向が異なれば、個々の方程式やシナリオを見直すことが必要である。また解の傾向が実験と会っていてオーダーが違うなど、いろいろな問題が起きてくるが、私の見解では、解の傾向が実験と合えば、立てた方程式やシナリオが正しいと思う。スケールファクターや未知の問題で苦労はすると思うが、マルチフィジックスの複合的現象の究明に挑戦して行ってほしい。

またシングルのフィジックスをいろいろなファクターでケーススタディし、結果グラフを補完して傾向を見てゆくこともできる。

複合的現象の数値計算で難しいのは、解が実験と会わない場合、どこの計算でどう違っているかの検証に時間がかかる点である。

過渡解や数値誤差に惑わされずに、解の傾向をつかんでほしい。

定常解、周期解、時間的応答の解など多岐にわたり、難しい要素は多く、困難な道ではあるが計算に着手して、修行のつもりで取り組んでほしい。

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